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  • 2015/02/03 (Tue) 18:17:50
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住まいの設計と施工の分離は世界の標準です

  • えんどう まこと
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  • 2013/03/26 (Tue) 14:55:59
私は「あしたの住まい・設計フォーラム」という会で、日本のこれからの家づくりについて研究している建築士です。
家づくりには「設計と施工を分離する方法」すなわち設計・監理は設計事務所が行い施工は建築会社(工務店)が行う方法と、「設計施工を一括で行う方法」すなわちハウスメーカーなどが設計も施工も両方とも行うという方法とがあることは、みなさんご存知と思います。
そして日本では後者の「一括方式」の比率が大きくて、「分離方式」はどちらかというと特別な方法のように思われているのですが、実は世界では欧米でもアジアでも、ほとんどの国で、それがまったく逆らしいのです。
つまり家づくりは「分離方式」によって行うことが世界の標準すなわち常識であって、「一括方式」は世界の非常識らしいのです。
このことについて、みなさんのご意見をお聞きしたいと思います。

Re: 住まいの設計と施工の分離は世界の標準です

  • M.I.A.O.
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  • 2013/04/17 (Wed) 14:29:21
私も「分離」に賛成です。

ハウスメーカーや工務店のお抱え建築士はもちろんのこと、「分離」していても、施工者が連れてくる設計者も同じことで、施工者側でなく建築主の立場に立ってくれるかどうかが問題です。施工者はプロで、建築主は素人です。プロが素人を説得して利益を得るのはたやすいことです。そこで、建築主の味方に設計者をつけて消費者保護をするということです。

設計者は、良い建築を設計し、施工者は良い建築を安く造るのが仕事です。このバランスが大事で、施工者側に偏ると儲け優先になってくるのは当たり前のことです。

憤りを感じること

  • えんどう まこと
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  • 2013/03/26 (Tue) 15:03:23
私が住宅設計の仕事をしていて、残念というか、がっかりするというか、憤りを感じることを書きます。
それはクライアント(施主)が設計をどこに依頼しようか決められる際に、私どもとハウスメーカーの両方にプランを出させて比べられるときのことです。
ただし、クライアントに憤りを感じるのではありません。
クライアントが私とハウスメーカーを天秤にかけたとしても、それは住宅づくりのプロセスや設計と施工を分離することの重要さについて一般の方が初めから十分な知識をお持ちでないのは仕方のないことなので、やむを得ないと思っています。その事については、設計相談の時にきちんとご説明すればよいことです。
私が何に憤りを感じ、がっかりするかというと、ハウスメーカーが持ってくるプランの多くが、その下請けをしている設計事務所が作ったものだということです。
私が、設計事務所として、設計と施工の分離という基本姿勢で家づくりに臨んでいるときに、それに相反するハウスメーカーの設計施工一括受注の手助けをしているのが、こともあろうに私と同業(であるはず)の設計事務所だということです。
これはまさに、安い下請け賃金を得るためにハウスメーカーの手先となって、設計事務所としての魂を売り渡しているとしか言いようがありません。
このような設計事務所の本分を汚すような仕事は、まともな建築士は決してすべきではないと思います。それをしている設計事務所には、そのような仕事から即刻足を洗っていただきたいと思います。